フィットネスクラブ運営のツバメ、特別清算へ 負債4億6300万円 事業は引き継ぐ 茨城
帝国データバンク水戸支店は21日、フィットネスクラブのツバメ(旧コスモスポーツ、茨城県筑西市外塚)が東京地裁から特別清算開始命令を受けたと発表した。8月7日付。負債は約4億6300万円。
同社は1984年設立。同市内で「アクアフィットネスクラブ」「下館インターナショナルスイミングクラブ」を運営していた。同市内の健康増進施設「筑西遊湯館」などの運営管理も手がけ、2016年2月期には年売上高約3億6000万円を計上していた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で利用者数が減り、近年の売り上げは2億円台に落ち込み、有利子負債や設備維持・改修負担も重く、累積赤字を抱えた。再建は困難と判断し、事業を別法人に譲渡し5月10日に解散、清算の準備を進めていた。事業は昨年設立された会社が旧社名で引き継いでいる。