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常陸太田のブドウ 2種出来栄え競う 目ぞろえ、品評会 茨城

ブドウの糖度や形などを審査した品評会=常陸太田市山下町
ブドウの糖度や形などを審査した品評会=常陸太田市山下町


茨城県常陸太田市内のブドウ園でつくるJA常陸の常陸太田ぶどう部会(本多孝文部会長、会員45園)は23日、同市山下町の県常陸太田合同庁舎内で、ブドウの目ぞろえ会と品評会を開いた。品評会には、栽培農家が露地栽培などのブドウ約80房を出品し、甘さや形など出来栄えを競った。

観光ブドウ園が9月1日にオープンするのを前に、栽培されたブドウの品質を審査するもので、11月に上位入賞者を表彰する。ブドウの栽培技術向上や銘柄産地の発展などが目的。

品評会が対象とするブドウは「巨峰」と市オリジナルブランド「常陸青龍」の2種。それぞれ実のタネの有無別に分け、計4部門で審査する。審査には同部会のほか、県県北農林事務所などが協力。ブドウの形や色、糖度など、総合的な観点から上位入賞者を選んだ。目ぞろえ会では、栽培農家が持ち寄ったブドウを見て回り、房の形や色合いなどを互いに参考にした。

本多部会長は「これまでないような高い糖度が出ている。甘いブドウが提供できるのではないか。ぜひ、各園に足を運んでほしい」とアピールした。



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