名物ねぶた9基 勇壮に 「まつりつくば」 25日まで 茨城
茨城県つくば市最大の祭り「まつりつくば」が24日、つくばエクスプレスつくば駅周辺の各会場で始まった。夕方からのパレードには、名物のねぶたが大中小合わせて計9基運行。みこしや屋台も20基余りが繰り出し、大勢の見物客を楽しませた。25日まで。
まつりは今年で41回目。パレードは学園東大通りと西大通り間の県道土浦学園線を通行止めにして実施。跳人(はねと)の「ラッセーラ、ラッセーラ」のかけ声が響く中、大きいもので幅9メートル、高さ約5メートルにもなるねぶたがお目見えした。
ねぶたには雨引観音(同県桜川市)のマダラ鬼神をテーマにしたものなどが描かれており、大迫力のねぶたが沿道ぎりぎりまで迫ると、見物客は歓声を上げた。
家族4人で見物していた会社員の男性(35)は「この春、つくば市に引っ越し、初めてまつりつくばを見た。スケールが大きく、圧倒された」と笑顔で話していた。
25日には、国内最大級の「万灯神輿(みこし)」が登場する。