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空舞う人形 花火と競演 小張松下流綱火 茨城・つくばみらい

保存会のメンバーが操る小張松下流綱火=つくばみらい市小張
保存会のメンバーが操る小張松下流綱火=つくばみらい市小張


茨城県つくばみらい市小張地区に伝わる国指定重要無形民俗文化財「小張松下流綱火」が24日、同市小張の小張愛宕神社で披露された。空中に舞う操り人形と仕掛け花火が夜の闇を彩り、訪れた人々を魅了した。

綱火は人形芝居と仕掛け花火を組み合わせた伝統芸能。同市には小張松下流と高岡流の2流派が伝わっている。

小張松下流綱火保存会の会員らが空中に張り巡らされた綱を使い、おはやしに合わせて人形を動かしたり移動させたりした。人形が乗った船などから豪快な音と共に滝のような火花が噴き出し、観客を引きつけた。

同市の40代女性は「派手な花火が上がり、きれいだった」と感想を話した。

高岡流綱火は25日午後7時から、同市高岡の高岡愛宕神社で披露される。



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