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ホルムHC「過程重視」 B1茨城ロボッツ就任会見 新加入の孫「結果残す」

茨城ロボッツのクリスホルムHCと新加入の孫思尭(左から)=水戸市常磐町
茨城ロボッツのクリスホルムHCと新加入の孫思尭(左から)=水戸市常磐町
常磐神社で今季の必勝を祈願したロボッツの選手ら=水戸市常磐町
常磐神社で今季の必勝を祈願したロボッツの選手ら=水戸市常磐町


バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の茨城ロボッツは26日、新たにヘッドコーチ(HC)に就任したクリス・ホルムHC(39)とアジア特別枠選手の孫思尭(27)の就任会見を開き、それぞれ10月から始まる2024~25年シーズンへの意気込みなどを語った。

ホルムHCは米国出身で、22~23年シーズンにアシスタントコーチとしてロボッツに加入。昨季11月には前HCのリチャード・グレスマン氏が就任するまでの間、指揮を執ったが、本格的に指揮を執るのは今季が初。12勝48敗と苦しんだ昨季を「選手、スタッフ間の交流が少なく、ポジティブなマインドセットを持つことが少なかった」と話し、今季はそこを意識した上で「結果が出ることに対しどれだけ楽しんで、そのプロセスができるか」と過程の部分を重視する。技術面では守備の精度向上を掲げ、「最終的に勝つことが目標だが、勝つまでのプロセスを意識して、それを見せられるようなバスケットをしたい」と抱負を語った。

孫は中国出身で、身長210センチ、110キロのセンター。中国のCBAで5季にわたってプレーした。今回が海外初挑戦で、元々Bリーグには興味を示していたという。ロボッツ入団の決め手としてホルムHCが選手時代、自分と同じビッグマンだったということもあり「このチームでさらに自分が成長できるんじゃないかという気持ちがあった」と語り、「今季結果が残せるよう、自分ができることに一生懸命、そこに意識を向けてやりたい」と気合を入れた。

24~25年シーズンのロボッツの開幕戦は10月5日、ホームのアダストリアみとアリーナで三河と対戦する。

■選手ら必勝祈願 水戸・常磐神社

バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の茨城ロボッツは26日、茨城県水戸市常磐町の常磐神社を参拝し、新シーズンの必勝を祈願した。

この日は外国籍選手1人を除く選手12人のほか、クリス・ホルムHC、堀義人オーナー、今季新たに就任した川崎篤之社長とチームスタッフら約60人が訪れた。川崎社長や平尾らが代表して玉串をささげた。

今季はNBA経験のあるフランクスや、昨季B1秋田で活躍した長谷川など、新加入選手5人を迎えた全13人で臨む。在籍8年目の平尾は「昨季以上に魅せるバスケットができると思っている。ぜひ応援に来てほしい」と呼びかけた。

川崎社長は「このクラブはブースターと一緒になってつくってきた。皆さまに『ロボッツ頑張れ』ではなく『一緒に頑張ろう』と思ってもらえるよう、前に進めていきたい」と抱負を述べた。




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