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《パリ・パラ》日本惜敗「次は勝つ」 ブラインドサッカー 牛久でPV 茨城

パブリックビューイングで声援を送る市民ら=牛久市役所
パブリックビューイングで声援を送る市民ら=牛久市役所


パリ・パラリンピックのブラインドサッカー1次リーグで、日本は1日、コロンビアとの初戦に臨み、0-1で惜しくも敗れた。代表メンバーの佐々木ロベルト泉選手(46)の地元・茨城県牛久市では、パブリックビューイング(PV)が市役所で開かれ、市民約40人が観戦。「次は必ず勝つ」と勝利に期待を寄せた。

茨城県勢は佐々木選手のほか、主将の川村怜選手(35)、同県ひたちなか市出身の永盛楓人選手(23)が出場。筑波技術大(同県つくば市)出身で、大学時代は同じ競技サークルで活躍した佐々木選手と川村選手は前回の東京大会にも出場し、コロンビア戦ではともに先発出場を果たした。

試合は前半8分に失点し、1点を追う展開。川村選手がドリブルで切り込むと、観客から「よし、行け」と声が上がった。後半はシュートチャンスが増え、得点の期待が高まったが、佐々木選手が鼻から出血し永盛選手と途中交代。その後も日本は惜しいシュートを放つ場面もあったが、1点を奪うことができなかった。

同大講師で競技サークルの顧問を務める福永克己さん(51)はこの日、自宅で試合を観戦。2人の教え子の活躍を見守った。試合後、福永さんは「結果は残念だったが、佐々木君も川村君もピッチの中で落ち着いていた。得点チャンスは何度もあったので、試合内容は悪くない。気持ちを切り替え、次戦に臨んでほしい」とエールを送った。



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