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甘い初秋の香り イチジク染まる 茨城・河内で収穫ピーク

収穫の最盛期を迎えたイチジク=2日朝、河内町角崎町歩
収穫の最盛期を迎えたイチジク=2日朝、河内町角崎町歩


秋の味覚の一つ、イチジクの収穫が茨城県河内町で最盛期を迎えている。生産農家では、赤く熟した実が甘い香りを漂わせている。

同町や同県稲敷市、同県美浦村では、水田の転作作物としてイチジクの栽培が始まった。同町角崎町歩で1998年から生産を続ける荒井清智さん(87)方では、毎朝5時ごろから、色づいた実を丁寧にもぎ取り、箱詰めする作業に追われている。今年は晴れた日が多く、気温も高かったことから、出来具合は良好だという。収穫は11月末ごろまで続き、JA稲敷の新利根直売所(稲敷市中山)に出荷される。

荒井さんは「栄養価が高く、ぎゅっと詰まった甘みを味わってほしい」と話した。



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