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山車や提灯、盛大 鹿島神宮で秋の祭典 茨城

山車を豪快に回転させた「のの字廻し」=1日午後6時30分ごろ
山車を豪快に回転させた「のの字廻し」=1日午後6時30分ごろ
行宮祭で「悠久の舞」を奉納する巫女たち=2日午前10時10分ごろ
行宮祭で「悠久の舞」を奉納する巫女たち=2日午前10時10分ごろ
提灯が付いた青竹を懸命に引っ張る氏子たち=1日午後4時50分ごろ
提灯が付いた青竹を懸命に引っ張る氏子たち=1日午後4時50分ごろ
参道を進む還幸祭の行列=2日午後3時20分ごろ
参道を進む還幸祭の行列=2日午後3時20分ごろ


鹿島神宮(茨城県鹿嶋市宮中)で1、2の両日、例祭や神幸祭(じんこうさい)などの秋の祭典が行われた。門前町では氏子たちによる山車巡行や提灯(ちょうちん)まちが盛大に繰り広げられ、にぎわいを見せた。

参道周辺は宮中五カ町の氏子たちが自慢の山車をそれぞれ引いた。クライマックスは1日夜、角内交差点で、左前の車輪を軸として筆で「の」の字を書くように回転させる豪快な「のの字廻(まわ)し」を披露。高さ約7メートル、重さ3~4トンある山車が回転し終わると、観衆から大きな拍手が送られた。

提灯を飾った大きな青竹を奉納する「提灯まち」は、威勢のいい若者らの声とともに参道を14基が進んだ。最後は麦わらを使って豪快に焼かれた。

最終日の行宮祭(あんぐうさい)では菊の花を持った巫女(みこ)4人による優雅な神楽「悠久の舞」が披露され、秋の祭典を締めくくる還幸祭(かんこうさい)では古式ゆかしい供奉員らの行列が門前通りを彩った。

焼納される提灯=1日午後7時40分ごろ



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