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都和中プールの水流出 水道料金290万円、教員に賠償求めず 土浦市教委 茨城

土浦市役所=土浦市大和町
土浦市役所=土浦市大和町


茨城県土浦市立都和中のプールで教員がバルブ操作を誤り約14杯分(約5300立方メートル)の水が流れ出た問題で、同市教育委員会は3日、関係教員らに対する損害賠償請求を見送ると発表した。流出分の水道料金約290万円は、本年度一般会計予算の学校管理費から補填(ほてん)する。

市教委によると、教員2人が6~7月、プールの使用開始で水を入れる際にバルブ操作を誤り、プールが満杯になった後も水道水が流れ続けていた。

学校プールの管理について、文部科学省は7月、「教師などが損害賠償の責めを負う恐れもある中で勤務する状況は望ましくない」と配慮を求める依頼文を全国の教育委員会に通知。市教委は依頼文の趣旨を踏まえ、弁護士にも相談した上で損害賠償を求めないと決めたいう。

市教委は、同校校長と教頭を厳重注意とした上で、再発防止策としてバルブ操作のマニュアル作成と職員間の共有を徹底する方針。



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