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マンション11月にも販売 水戸駅北再開発 4000万円台から 茨城

水戸駅北口のペデストリアンデッキと直結した「コモンスクエア水戸」のイメージ図(フージャースコーポレーション提供)
水戸駅北口のペデストリアンデッキと直結した「コモンスクエア水戸」のイメージ図(フージャースコーポレーション提供)


茨城県水戸市三の丸1丁目のJR水戸駅北口で進められている再開発事業で、建設予定のマンションが11月にも販売開始されることが5日、分かった。価格は4000万円台からになる見込みで、テナントが9店舗入る。市内で会見が開かれ、再開発組合やマンションを分譲するフージャースコーポレーション(東京)が説明した。

同社などによると、完工は2026年11月下旬、入居は27年2月下旬の予定。マンションの広さは約68~133平方メートル台。マンションには一般からの資料請求が600件以上集まっているという。同社はモデルルームを同駅近郊に設置。資料請求者を優先し、今秋から案内を始める。

入居テナントは、住宅・商業棟に4店舗、オフィス・商業棟1~2階に5店舗。入居店は現時点では未定。水戸駅前三の丸地区市街地再開発組合の林昌鎬理事長(54)は「多種多様な魅力ある店舗が入ることで、(街区)全体が良くなればと思う」と語った。

駐車場棟は駅北口のペデストリアンデッキと直結し、2階から出入りできる。オフィス・商業棟には三井住友海上火災保険を中心としたMS&ADグループの入居が決まっている。

街区の名称は「コモンスクエア水戸」、住宅棟は「デュオヒルズ水戸三の丸タワー」。この日はコモンスクエア水戸のロゴマークも発表された。

同地区の再開発は09年に閉店した商業施設「LIVIN(リヴィン)水戸店」跡地で、今年7月に着工。20階建て(高さ約60メートル)で、分譲マンション計184戸の「住宅・商業棟」と、「オフィス・商業棟」「駐車場棟」で構成される。



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