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自民茨城県連 自主投票へ 総裁選、一本化は困難

自民党総裁選で茂木敏充氏への支援を求める栃木県連幹部ら(右)=水戸市笠原町
自民党総裁選で茂木敏充氏への支援を求める栃木県連幹部ら(右)=水戸市笠原町


27日投開票の自民党総裁選を巡り、党茨城県連の海野透会長は5日、県連の対応について「候補者1人に絞った支援は難しい」と、自主投票とする見通しを示した。12日の告示後に役員会を開き、正式に方針を決める。

この日、栃木県連の木村好文幹事長ら幹部が水戸市を訪れ、両県連で会合を開いた。冒頭を除き、非公開で行われ、栃木県連は総裁選への出馬を表明した茂木敏充氏(栃木5区)に対する支援を求めた。

会合後、報道陣の取材に海野会長は「衆参の県内各議員は、それぞれに応援している候補者がいる」とし、県連として支援の一本化は困難で、自主投票になる見通しを説明した。

白田信夫幹事長は「栃木とは隣県でつながりも深い。県議会会派での議員会などを通し、栃木県連から協力依頼があったことは伝えていきたい」などと話した。

総裁選は党所属国会議員が1人1票ずつ投じる367票と、全国の党員・党友の票を分配する367票を合わせた計734票のうち、過半数に達した候補が当選する。

どの候補も過半数に達しない場合は、上位2人による決選投票を実施。国会議員は1人1票が与えられ、改めて投票する。地方は47都道府県ごとに1票が与えられ、勝敗が決する。



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