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工芸作家らテント マルシェにぎわう 茨城・大子

公園内に出店のテントが並んだ「丘の上のマルシェ」=大子町浅川
公園内に出店のテントが並んだ「丘の上のマルシェ」=大子町浅川


手作りの工芸品や雑貨、食など多種多彩な出店テントが並ぶ茨城県大子町の恒例イベント「丘の上のマルシェ」が1日、同町浅川の大子広域公園で開かれた。台風接近の予報で当初計画より規模縮小したものの、思い思いに「お気に入り」の作品や味を見つけようと、家族連れや若者でにぎわった。

町民らで組織する実行委員会が主催して、県内のほか、同町と隣接する福島、栃木県の特色ある作家らを探し、毎回直接交渉して出店者を決めているのが特徴。木工や陶器、金工、ガラス製品やインテリア品、アクセサリー、衣服など、作家たちが自信作を持ち寄り、足を止めて熱心に見入る来客との会話が弾んだ。

ガラス製の置物などを展示した同県つくば市の田中健さん(55)は「水戸のクラフト展への出店はあるが、大子は初めて。いろんなジャンルが一堂に会しているので、自分も楽しみたい」と話した。

木村勝利実行委員長は「見応えのある手作りばかりで、13年目を迎えるイベントそのものがすっかり定着してきた。作家との新しい出会いも見つけてほしい」と期待していた。



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