旧ビッグモーター街路樹枯死 容疑者不詳で書類送検 茨城県警
中古車販売大手の旧「ビッグモーター」の茨城県つくば市内の店舗前の街路樹が枯れていた問題で、県警が8月下旬、容疑者不詳のまま器物損壊容疑で書類送検したことが6日、捜査関係者への取材で分かった。
県内の旧ビッグモーターを巡っては、同市とひたちなか市、阿見町の計3店舗前の県道や国道で、街路樹が枯れたり、植栽がなくなったりしていた。
県は昨年8月、つくば市内の店舗前の植樹帯に植えられた樹木が枯れたり、植栽がなくなったりしたとして、同容疑で県警捜査1課に被害届を提出。県警は土壌の成分調査や店舗関係者の聞き取りを行ったが、容疑者特定に至らなかった。
同問題では今年5月、都内の店舗周辺の街路樹に対する同容疑で、当時の店舗関係者1人が略式起訴された。