ROCKオブジェ改修 茨城・ひたちなか 5年ぶりフェス期待
茨城県ひたちなか市で5年ぶりに「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」が開かれるのを前に、フェスを象徴する「ROCK」の文字をかたどったオブジェが改修された。7日、オブジェのあるJR勝田駅東口広場で記念セレモニーがあり、関係者らが祝った。
オブジェは、フェスを主催する「ロッキング・オン・ジャパン」が市に寄贈する形で2018年に設置。大きさは縦、横とも約2.7メートル、奥行き約1.4メートルで、塗装が剥がれるなどしたため、同社が改修した。
セレモニーには大谷明市長や同社の海津亮社長ら関係者約30人が出席。多くの通行人らが見守る中、関係者がオブジェを覆った幕を取り去ると、大きな拍手や歓声が上がった。大谷市長は「フェスはまちの誇り。改修を機にフェスを盛り上げ、多くの人に楽しんでほしい」とあいさつした。
海津社長は「市誕生30周年とフェス開催25周年の節目に戻ってこられてうれしい。オブジェはフェスのシンボル。多くの人を迎えたい」と述べ、「出演アーティストは気合が入っており、最高のライブを披露してくれる」とフェスへの自信を見せた。
フェスは14、15、21~23日の5日間、同市で5年ぶりに開かれる。