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大仏「美顔」戻る お彼岸前に清掃 茨城・牛久

大仏の右耳を清掃する作業員=9日朝、牛久市久野町
大仏の右耳を清掃する作業員=9日朝、牛久市久野町


茨城県牛久市久野町の牛久大仏で9日、年に1度の清掃作業が行われた。全高120メートルを誇る大仏頭部の汚れを落とし、再び美しくなった顔をお披露目した。

清掃作業は墓参りなどで参拝客が増える秋の彼岸前に毎年実施。安全帯を装着した作業員2人が、頭頂部から外に出て、螺髪(らほつ)をタオルで丁寧に拭った。

螺髪を1個ずつ伝ってゆっくり降下し、右耳にたどり着くと、風雨によって付着した汚れや、鳥の排せつ物などを、デッキブラシと高圧洗浄機を使って取り除いた。

管理事務所の宮崎弘子業務・広報部長は「皆さまにはきれいになった大仏さまを見て、すがすがしい気持ちで拝んでもらえれば」と話した。



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