奥久慈茶と茨城県大子町の特産品を使ったスイーツを一緒に楽しめるイベント「奥久慈茶カフェ巡り」が21～23日、10月12～14日、11月9、10日の計8日間、同町にある3茶園と7店舗の計10カ所で開かれる。

深い味わいのある奥久慈茶を産地で味わってほしいと企画された。田舎風景が広がる高見園(同町左貫)、金澤園(同町上郷)、広畑園(同町初原)と、観光りんご園、カフェ、漆器販売店などを会場に、一律1セット1人600円で、緑茶や紅茶とリンゴのババロアやグラッセ、ミニおやきなど洋・和菓子を提供する。

4カ所を巡った場合はスギ、ヒノキなど銘木を使った特製コースター、全10カ所を制覇すれば天然木の木目が美しいオリジナル折敷(おしき)をプレゼントする。実行委は「奥久慈茶を栽培している畑や生産工場は、産地でなければ見ることができない。全国でも数少ない自園自製自販の産地の風景の中で、奥久慈茶をゆったり満喫してほしい」と参加を呼び掛けている。

同イベントは3茶園のほか、奥久慈茶の里公園(同町左貫)▽大子おやき学校(同町槙野地)▽器而庵(同町大子)▽藤田観光りんご園(同町浅川)▽メーテルカフェ(同町袋田)▽雑貨屋memeguru(同町大子)▽アンティーク&こぢんまりカフェ(同町西金)。場所によって開催しない日もある。

問い合わせは同実行委の高見園(電)0295(78)0729、金澤園(電)0295(77)0970。