セアカゴケグモ 会社敷地から15匹発見 茨城・鹿嶋
茨城県鹿嶋市は13日、同市光の会社敷地内で、特定外来生物の毒グモ「セアカゴケグモ」とみられる15匹が見つかったと発表した。市によると、クモの体長は約2センチ。12日午前、社員がクモを発見して駆除し、市に報告した。市によると、市内での発見は昨年9月以来、8例目。雌雄については分かっていない。
セアカゴケグモは、オセアニア原産。毒があるのは雌のみ。雌の体長は約1~2センチで全体が黒く、背中の赤い縦線模様が特徴。かまれると激しい痛みやかゆみがある。市によると、市内では港湾地区やその隣接地域で多く発見されている。
市は発見場所付近での調査を実施する方針。市ホームページなどで注意を呼びかけている。