サイクリングコース「つくば霞ケ浦りんりんロード」沿線を巡る初めてのインバウンド(訪日客)ツアーが13日、スタートした。ツアーには台湾のサイクリスト11人が参加。16日まで茨城県内の筑波山や霞ケ浦周辺の10市町村を自転車で訪れ、歴史や文化に触れながら、グルメを楽しむ。同ロード利活用推進協議会が同日、同県土浦市川口2丁目のりんりんポート土浦でツアーの出発式を開いた。

ツアーは台湾に本社を置く自転車メーカー、ジャイアント社の旅行部門が企画。同協議会が協力した。一行は市内のホテルに宿泊し、真壁の街並み(同県桜川市)や石岡のおまつり(同県石岡市)などを巡る。

参加者は12日に来日。出発式で安藤真理子土浦市長は「サイクリングを楽しみながら茨城を心ゆくまで楽しんで」とあいさつ。参加した女性(36)は「すごく楽しみ。おいしいものを食べたい」と笑顔を見せた。