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原電、異なる記録提出 東海第2 安全対策工事で 茨城

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日本原子力発電(原電)東海第2原発(茨城県東海村白方)の安全対策工事に伴う設備の使用前検査で、原電が本来提出すべき記録と異なる記録を提出し、原子力規制庁から材質の不整合を指摘されていたことが13日までに分かった。原電は「記録を取り違えた」と釈明している。

原電によると、規制庁の使用前検査は7月9日に実施。原発の非常時に海水を引き込みためる「海水ピット」を検査した際、床や壁などに使用されているコンクリート材料の記録に不整合があると指摘があった。

原電が再調査したところ、別の3施設でも同様の不整合があることが判明。一方、いずれも設計と同じ材料が使われていることを確認した。原電は今後、規制庁に調査結果を報告した上で、使用前検査を受け直すとしている。

また、非常用発電機が設置された部屋に、使用していない配管の隙間から雨水が入り込み、床に約1.5トンたまっていたことも判明。発電機や配電盤などに影響はなく、放射性物質の漏えいなどもないという。今後、隙間を埋める応急措置を行う。



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