クリの実熟す 収穫最盛期 名産地・笠間 茨城
クリの名産地、茨城県笠間市でクリの収穫が最盛期を迎えた。同市住吉、小西一巳さん(71)の畑では13日、早生(わせ)品種「丹沢」の収穫作業が続いた。
木から落ちたイガの中から、熟した実を一つ一つ火ばさみで拾い上げていく。実は大きいもので一粒33グラムを超える4Lサイズに成長する。小西さんは「夏に台風が直撃せず、天気も良かったことから、今年もいい品質の栗ができた」と笑顔で話した。
収穫は10月中旬まで続き、東京や同県内の水戸方面、県内外の洋菓子店などに出荷される。