茨城県石岡市総社の常陸国総社宮の例大祭「石岡のおまつり」が14日、開幕した。16日までの3日間、JR石岡駅西口の中心市街地などに幌獅子(ほろじし)や山車などが繰り出し、まちは祭り一色に染まる。3日間で50万人超の見物客が見込まれている。

祭りの年番町は氏子区域の中心地15町が1年交代で務めており、今回は泉町が大役を担った。午後2時に御分霊を乗せた大神輿(みこし)が総社宮を出御し、供奉(ぐぶ)行列を組んで泉町内に造営した御仮殿に向かった。行列には各町の幌獅子が続き、山車は整列して大神輿を迎えた。

15日は総社宮で例祭が午前10時から行われる。総社宮では午前11時から奉納相撲、午後1時から巫女(みこ)舞と神楽、石岡駅前通りでは午後3時から幌獅子、同6時45分から山車の大行列がある。16日は午後2時から御分霊が本宮に戻る還幸祭が行われる。