秋の夜空彩る 迫力の3万発 境町で利根川大花火 茨城
第37回利根川大花火大会が14日夜、茨城県境町の利根川河川敷で開かれた。秋の夜空に、スターマインや尺玉といった迫力ある花火約3万発を次々と打ち上げ、来場者を魅了した。
野村花火工業(同県水戸市)、山崎煙火製造所(同県つくば市)などの「四大花火師」が〝火の芸術〟の匠(たくみ)の技を披露。音楽は安室奈美恵さんの「Hero(ヒーロー)」などで知られる作曲家、今井了介さんがプロデュースした。
大会初のドローンショーも行われた。ドローン約600機が約10分間、「和の光」をテーマに飛行。鳥が飛んだり、人気のアニメキャラクターが動いたりする様子を表現し、観客を沸かせた。主催したさかいふるさと祭り運営委員会によると、この日、観客約30万人が集まった。