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葉や花 愛らしい人形 16日まで作品展 水戸市植物公園 茨城

「植物の美しさを見てほしい」などと来場を呼びかける、考案者の近せつ子さんと、プラントドール代表の井川美幸さん(左から)=水戸市小吹町
「植物の美しさを見てほしい」などと来場を呼びかける、考案者の近せつ子さんと、プラントドール代表の井川美幸さん(左から)=水戸市小吹町


乾燥させた植物で愛らしい人形をつくる「プラント(植物)ドール展」が16日まで、茨城県水戸市小吹町の市植物公園で開かれている。会場には自然の優しさあふれる約100作品が飾られ、来場者を楽しませている。

プラントドールは、同県つくば市の近せつ子さん(87)が考案し、県内に広めた。乾燥させた葉や花びらなどを材料に、自然の美しさを生かして世界に一つしかない人形を制作。現在、近さんの創設したグループ「プラントドール」の設けた教室が県内の取手、牛久、つくば、水戸、城里、茨城の6市町にある。

今回は水戸、城里、茨城の3教室の受講者14人が手がけた作品をはじめ、各教室の師範の作品を展示。中でも目を引くのは「ヘチマのドレス人形」。スカートの桃色のリボンがブーゲンビリアの花で表現されている。ドレスの模様はメロンなどの種が活用されているという。

このほか、ハスの実やグミの葉などでつくられた「ロープ人形」や三日月形のリース作品も見どころだ。

水戸市の主婦、斉藤みどりさん(70)は「全て植物でできているのはすごい。癒やされる」と見入った。

考案者の近さんは「自然の優しさが魅力」と話し、プラントドール代表の井川美幸さん(73)は「一人でも多くの人に見てほしい」と来場を呼びかけている。

展覧会は午前9時~午後4時。



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