高校生、英語スピーチ競う オンライン 小川さん(東京・海城中高校)1位 茨城
「第12回TOKIWA高校生英語スピーチコンテスト」(常磐大・常磐短期大主催)が16日、オンラインで開かれた。茨城県内外の高校生7人が参加し、1位は海城中学高等学校(東京都新宿区)1年の小川翔護さん(16)が輝いた。
コンテストで高校生たちは、持続可能な開発目標(SDGs)に絡めた自身の体験や将来の目標を発表。地元の人口減少と外国人誘致を絡めた提案や国内での外国人の日本語学習問題など、多岐にわたる内容でスピーチを繰り広げ、内容や表現力などを競った。
小川さんは、途上国で生産された商品を適正価格で購入し、生産者に還元する「フェアトレード」を紹介。アフリカ・マラウイで生産されたコーヒーを日本の街角で売ってみる取り組みに参加した経験などを基に、普及に向けた思いを語った。
結果発表後、小川さんは「みな良いプレゼンをしていて緊張した。1位になれてうれしい」と笑顔を見せた。
1位以外は次の通り。(敬称略)
▽2位 紀井晴道(県立勝田中等教育学校)▽3位 西遙空(朋優学院高等学校)