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秋季関東高校野球茨城県大会 組み合わせ決まる 21日開幕



第77回秋季関東高校野球茨城県大会の組み合わせ抽選会が17日、同県水戸市内で開かれ、別表の通り決まった。県大会は地区予選を突破した34校が出場し、21日に開幕。上位2校が10月26~29日、11月2、3日に神奈川県で行われる関東大会の出場権を得る。大会成績は来春の選抜大会出場校選出の参考資料となる。

各地区の優勝校がAシード、準優勝校がBシードを獲得。Aシードから受け付け順に抽選を行い、同地区のシード校同士は決勝まで当たらないよう組まれた。

優勝争いは混戦必至。軸となるのは今夏を制した霞ケ浦だろう。激戦の県南地区でシード権こそ逃したが、甲子園で智弁和歌山を相手に好投したエースの市村や、4番を務めた大石がどっしりと構える。

Aシード勢は実力が拮抗(きっこう)している。明秀日立は中岡、能戸を主軸とした打線が魅力で、投手陣も安定感抜群だ。秋連覇を狙う常総学院は主戦の小沢が試合をつくる。切れ目のない打線も持ち味だ。水城は右腕の久保田、八木岡と左腕の会沢、栗林を擁するバラエティー豊かな投手陣を中心に戦う。岩瀬日大は勝負強さが売りの佐谷、杉田が打線をけん引。初戦で当たる霞ケ浦は投手陣が強固で、熱戦が予想される。好打者の前に走者をためて、着実に点数を重ねていきたい。

Bシードの守谷は今夏4強入りの快進撃を支えた福永が投打で引っ張る。初戦の相手は鹿島学園で、こちらも好試合が期待できそう。ノーシード勢の中では常磐大高と藤代が有力だ。常磐大高は夏に常総学院の強力打線を相手に完投したエースの沢畑、藤代は主砲の成田が鍵となる。

大会は21日からひたちなか市民球場など3球場で行われ、準決勝は30日、決勝は10月2日に同球場で開催される。




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