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醤油蔵元協力、パン新商品 「小麦の奴隷」20日発売 茨城・常陸太田

地元の醤油を使ったパンをPRする高和進社長(右)と竹下友治店長=常陸太田市常福地町
地元の醤油を使ったパンをPRする高和進社長(右)と竹下友治店長=常陸太田市常福地町


茨城県常陸太田市常福地町のパン屋「小麦の奴隷」常陸太田店(竹下友治店長)は20日から、1800年創業の老舗の醤油(しょうゆ)蔵元「ヨネビシ醤油」(同市内堀町、高和進社長)とコラボしたパンを販売する。地元の食材を活用することで地域貢献につなげようという試み。同店では「どこか懐かしい風味のパンに仕上がった」とアピールする。

新商品「本気の塩パン(醤油&ザラメ)」(220円)は、同店の人気商品の一つ、塩パンがベース。パンにザラメを載せ、焼き上がりの表面に醤油とバターを塗って醤油の香ばしい香りと甘じょっぱい味わいを楽しめるようにした。

使用した「雛菊(ひなぎく)」は、1867年のパリ万博、76年のフィラデルフィア万博で銅牌(どうはい)を受賞した醤油で、醸造法や原材料などを可能な限り再現した。色や味は濃いめで、口当たりがまろやか。高和社長は「パンとのコラボはなかなかない機会。醤油やみそをいろんな形で使ってもらえれば」と歓迎。竹下店長は「人気のパンを地元の食材を使ってアレンジした。香りやザラメの食感、おいしい生地を楽しんでほしい」と話す。開店時間は午前10時半~午後5時、定休日は火曜日。



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