おはぎ作り急ピッチ 「彼岸の入り」合わせ 茨城・結城の和菓子店
19日の「彼岸の入り」に合わせ、茨城県結城市結城の和菓子店「真盛(しんせい)堂」で、おはぎ作りが急ピッチで進んでいる。
秋の彼岸にご先祖にお供えする「おはぎ」は、秋の七草の一つ萩に見立て、小さく上品な俵形に作る。
同店では18日早朝から、スタッフがせいろでふかしたもち米を丸め、あんこやきな粉で、一つ一つ丁寧に包んでいた。
同店によると、この時期は1日で300~500個作るという。4代目の石川雄一郎さん(38)は「素材にこだわり、愛情を込めて作っている。仏壇にお供え用や贈答用にしてほしい」と話した。