茨城県牛久市ひたち野東のつくば栄養医療調理製菓専門学校(今井恭子校長)で21日、専門学生たちが企画した和食御膳を提供する「学生レストラン」が開かれた。カツオとコンブのだしをふんだんに使い、旬の味覚を堪能できる御膳を提供。学生たちの手料理を求め、開店前には地元住民が行列を作った。

御膳のテーマは「味わい!飽きない!食欲満点　秋御膳」。専門調理師学科の学生が栄養面や彩り、香りの面から献立を考えた。キノコの炊き込みご飯や、ブリの照り焼き、優しい甘みの「白こしみそ」を使った豚のみそ漬け焼きなどを振る舞った。来年2月にも開催を予定している。

料理長を務めた同学科2年、斉藤有紗さん(19)は「子どもから大人まで幅広い年代が楽しめるように、見た目と味わいを楽しめる具材を取り入れた」と話した。