茨城県ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園で5年ぶりに開かれていた日本最大規模の野外音楽イベント「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル(ロッキン)」が23日、閉幕した。今回で夏フェスを卒業するサザンオールスターズがトリを務め、5万人のどよめきや歓声が沸き上がった。

5日間で39組のアーティストがステージを盛り上げ約20万人(午後9時時点)が来場。子どもからお年寄りまで曲に合わせて歌ったり踊ったりする姿が見られた。全国332館の映画館でライブビューイングも同時開催された。

ステージでサザンの桑田佳祐さんは「ロッキンありがとう。またどっかでお会いしましょう」と笑顔で呼びかけた。埼玉県川口市の大森優美子さん(53)は「会場の一体感が最高だった。懐かしい曲が聴けて涙が出た」と感想を話した。