「議会いらぬ」投稿 高萩市議が謝罪 市議会決議受け 茨城
茨城県高萩市議の大平望氏(30)が自身のインスタグラムに「議会なんていらないな」などと投稿していた問題で、同市議会は定例会最終日の25日、大平氏に謝罪を求める決議案を全会一致で可決した。大平氏は「議員としての自覚、責任を持ち、交流サイト(SNS)の利用に細心の注意を払っていく。大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。
菊地正芳市議が動議を提出。菊地市議は「多くの市民の負託を受けた議員、議会を侮辱し、名誉を傷つけた発言。議員としての自覚が足りない」などと提案理由を説明した。
大平氏は総務産業委員会で審議していた陳情に関して、生成人工知能(AI)のチャットGPTに質問。自らの考えに沿った回答を導き出したため、16日に「高萩の市議会議員よりチャットGPTの方が賢くて的確だから議会なんていらないな」と回答に付け加え、投稿した。