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小瀬高が全国切符 高校生花いけバトル 3年連続 茨城

みずみずしい感性でダイナミックに花を生けていく高校生=水戸市千波町
みずみずしい感性でダイナミックに花を生けていく高校生=水戸市千波町


即興で花を生け、所作や作品の美しさを競う「全国高校生花いけバトル茨城大会2024」が28日、茨城県水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館で開催された。11校31チームが参加し、みずみずしい感性と創造力でダイナミックに花や枝物を生けた。3年連続で、同県立小瀬高が優勝し、全国大会出場の切符を手に入れた。

茨城大会は、県などで構成する「いばらきの花振興協議会」が主催。若い世代に花に関心を持ってもらいたいと、2020年度から毎年実施。今回で5回目を迎えた。

大会は1チーム2人一組で出場。5分間と短い時間内で、ステージに用意された県産を中心とした花と、JA常陸奥久慈枝物部会のメンバーが生産した枝物を自由に選び、生けた。

決勝戦は、県立小瀬高のチーム「香雪蘭」と県立土浦一高のチーム「月光花」が対決。香雪蘭が大差をつけて頂点に輝いた。

優勝したチーム香雪蘭の渡辺隆太さん(2年)は「部活動ではつらいこともあったが、(大会では)素晴らしい作品をたくさん作れた」と喜び、桑名華歩さん(同)は「とてもびっくり。多くの教えがあって、優勝できた」とうれし涙をこぼした。

全国大会は来年2月2日に香川県高松市で開かれる。



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