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はしご乗りの「曲芸」に拍手 とび職300人が行列 鹿島神宮 茨城・鹿嶋

とび職たちによる纏行列=鹿嶋市宮中
とび職たちによる纏行列=鹿嶋市宮中


建設現場の高所で働くとび職たちによる纏(まとい)行列とはしご乗りの奉納が29日、茨城県鹿嶋市宮中の鹿島神宮境内とその周辺で行われ、多くの参拝客から伝統的な技に大きな拍手が送られた。

関東地方の1都6県と山梨、静岡両県のとび職で構成する関東連合若鳶(とび)会(岡田仁志(ひろし)会長)が創立65周年を記念して奉納した。会員ら約300人が行列に参加。参加者は「木遣(きや)り」と呼ばれる労働歌を歌いながら、重さ15キログラム以上の纏を上下左右に振り、馬簾(ばれん)と呼ばれる細長い飾りを花が咲くように開き拝殿前に進んだ。

拝殿前でははしご乗りが披露され、各都県の代表が高さ約6メートル30センチのはしごを速やかに上がり、体を乗り出す〝曲芸〟に歓声が上がった。鹿行鳶職組合の関口彰組合長は「歴史ある地元の鹿島神宮で、纏行列とはしご乗りを奉納することができ感慨深い」と話した。



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