新栗まつりにぎわう 茨城・笠間 スイーツ人気、長い列 6日まで
日本一の栗産地、茨城県笠間市で、栗尽くしのイベント「かさま新栗まつり」(儲(もう)かる笠間の栗産地づくり協議会主催)が4日、始まった。会場の笠間芸術の森公園(同市笠間)のイベント広場には、新栗を使った菓子や料理、栗をモチーフにした工芸品を販売するテントやキッチンカーが並び、初日から多くの人でにぎわった。会期は6日まで。
同まつりは今年で18回目。今回の出店数は72店で、前回を大きく上回っている。栗を用いた食べ物は、16店で提供されるスイーツ系のモンブランをはじめ、焼き栗、おこわ、パンなど多岐にわたる。
中でもモンブランと焼き栗は特に人気を集め、扱う店の前には長い行列ができた。同県ひたちなか市から訪れていた佐野有沙さん(31)、柴田桃花さん(26)の姉妹は「笠間のモンブランを楽しみにしてきた。暑かったのでジェラートタイプの方を食べました」と笑顔を見せた。
5日は歌謡グループ「純烈」や安達勇人さんのライブ、定番の催しとなっているアイディアレシピコンテストに新設された一般の部の公開審査会も行われる。