茨城県芸術祭、水戸で開幕 秋彩る7部門26催事
茨城県民の優れた芸術文化活動の成果を発表・展示する県芸術祭が5日、同県水戸市千波町の県近代美術館で開幕した。美術展覧会を皮切りに来年1月12日まで、各地で美術や音楽、芸能など7部門26催事を繰り広げ「芸術の秋」を彩る。
芸術祭は1966年に始まり、今年で59回目。県、県教育委員会、茨城文化団体連合、いばらき文化振興財団、県教育財団、茨城新聞社が主催する。県内最大の芸術祭典として定着している。
開会式で岩下泰善副知事は「文化芸術の多彩な表現の魅力に触れ、茨城県文化活動のより一層の活性化につながることを期待する」と述べた。小田部卓県芸術祭会長は「関係団体とともに魅力ある催事を展開し、茨城県の文化芸術の振興に努めたい」と語った。
主催者らがテープカットし、開幕を祝った。