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全国の郷土芸能競演 「ひたち秋祭り」に5団体 圧巻の演舞披露 茨城・日立

会場が一体となって踊った「郡上おどり」=日立市幸町
会場が一体となって踊った「郡上おどり」=日立市幸町


全国各地で伝承されている郷土芸能が集結する「ひたち秋祭り」(日立市民科学文化財団主催)が5日、茨城県日立市幸町1丁目の日立シビックセンターで開幕した。全国から5団体が招かれ、圧巻の演舞が繰り広げられた。6日も行われる。

同祭りは32回目で2年ぶりの開催。5日夕方、同センター新都市広場で「夢の競演」として5団体が踊りや演奏を披露した。色彩豊かな獅子が舞う埼玉県美里町の「彩の獅子」や、沖縄県の琉球民謡を感じさせるバンドなどが登場し、盛り上げた。岐阜県郡上市の「郡上おどり」では来場者も一緒になって踊った。

同センター音楽ホールでは日立市内保育園・認定こども園の園児らが「日立荒馬踊り」を披露し、元気いっぱいに跳ね回った。次男の踊りを見守った同市の会社員、和田努さん(37)は「声も出て元気に踊れていた。秋祭りに初めて来たが、活気があって良い」と話した。

6日は午前11時に始まり、市内中学3校の芸能発表や市民吹奏楽団の演奏を予定。午後5時から、同市出身でふるさと日立大使の三味線奏者・上妻宏光さんらによるステージを行う。



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