久慈川でカヌー体験 老若男女、川下りに挑戦 茨城・大子
茨城県カヌー協会は6日、同県大子町袋田の久慈川でカヌー体験を行い、県内外から参加した10~70代の男女10人以上が川下りに挑んだ。同協会のスタッフらが別艇で並走しながら見守り、参加者らは伸び伸びとパドルをこいだ。
同イベントは2019年の茨城国体を契機に、カヌー人口の拡大と競技者増につなげようと継続的に実施している。体験は5日からの2日間の日程で、参加者らは1日目に十分な基礎練習を積んだ。川下りは約2キロの区間で実施。並走した現役選手や元選手らに手助けを受けながら、じっくり1時間半かけて下った。
同県つくばみらい市から親子で参加した津野田夏驍(なつき)さん(10)は「流れの速いところをこぐのが難しかったが、少しずつ慣れて楽しかった。またやりたい」と笑顔を見せた。