東海村70周年ロゴ決定 鈴木さん(水戸一高付属中)デザイン 啓発品活用へ 茨城
2025年3月に発足70周年を迎える茨城県東海村は、記念のロゴマークを決めた。同村在住で県立水戸一高付属中2年、鈴木彩夏さん(14)のデザインが採用され、今後、70周年をPRするさまざまな啓発品や記念事業などで活用される。
村は7月22日から8月23日まで、村内在住・在学の小中学生からロゴマークを募集し、338点の応募があった。村役場内で行った1次審査で10点の入賞作を選出。2次審査はインターネットによる一般投票を行い、鈴木さんの作品が最多得票を獲得してグランプリに選ばれた。
鈴木さんの作品は「70」の「0」を村の紋章で表し、村のマスコットキャラクター「イモゾー」を取り入れるなど、シンプルかつ、かわいらしいデザインが人気を集めた。
表彰式が9月27日、村役場であり、山田修村長から鈴木さんに賞状が手渡された。山田村長は「どの作品も村への愛着が感じられて良かった。ロゴを使い、70周年を契機に村をさらに元気にしたい」と話した。
鈴木さんは「村らしさが伝わるよう、家族と相談しながら作った。これから多くの人の目に留まると思うとうれしい」と喜びを語った。
村は1955年3月31日、当時の村松村と石神村が合併して発足した。