海洋高90年 飛躍誓う 記念式典 水産業発展に貢献 茨城
茨城県立海洋高(県ひたちなか市和田町、岡田浩校長、生徒数217人)の創立90周年記念式典が2日、同市南神敷台の市那珂湊総合福祉センターで開かれた。在校生や地元関係者ら約300人が参加し、これまでの歴史を振り返り、今後の飛躍を誓い合った。
同高は1934年に県水産試験場講習部として開校。42年に県立湊水産学校、48年に県立那珂湊水産高となり、93年に現在の校名に変わった。卒業生は9058人に上る。
岡田校長は「多くの方々の支えに感謝。100年目の未来に向けて前進し、茨城や水産業の発展に貢献したい」と式辞を述べた。
生徒代表で、海洋産業科3年の阿部翼さんは「学校で培った知識や経験、仲間との絆を生かし、意気高く前進したい」と述べた。
会場では四條真流県支部による、平安時代から続く料理の儀式「包丁式」が披露された。