梅大使 女性6人選出 水戸の魅力、笑顔で発信 茨城
水戸観光コンベンション協会は8日までに、茨城県水戸市の観光PRを担う来年の「水戸の梅大使」の審査会を同市五軒町のみと文化交流プラザで開き、女性6人を選んだ。12月に着付けや接客マナー、観光施設を学ぶ研修会が開かれ、来年1月から水戸の梅まつりの発信を担う。
梅大使に選ばれたのは同市出身の雨谷心音さん(20)、同県美浦村出身の佐々木さくらさん(19)、水戸市出身の山本美蘭さん(19)、同県鉾田市出身の小橋珠梨さん(18)、栃木県那須塩原市出身の君島嘉恋さん(20)、茨城県常総市出身の岡田彩花さん(20)。
協会によると、県内外から18~31歳の39人(うち学生32人、県外7人、男性2人)が応募した。応募者は、応募動機や自己紹介、水戸市の観光の魅力についてアピールし、2次審査を経て選出された。衣装は、市内に店舗がある呉服店「京扇」の振り袖が用いられる。
山本さんは「幼い頃から憧れていたので、心からうれしく思う。生まれ育った水戸へ感謝を込めて水戸の魅力、笑顔を届けていきたい」、雨谷さんは「『必ず梅大使になる!』という強い信念を持ち、準備に励んだ。努力が実り、感極まる思い。たくさんの人に水戸の魅力を届け、皆を笑顔にする梅大使になりたい」と意気込みを語った。