和装姿でギネス挑戦 茨城・水戸でイベント
歴史ある水戸の魅力を発信しようと、茨城創生経営者連合会は13日、茨城県水戸市宮町のJR水戸駅周辺の7会場で「第2回雅(みやび) 千人きもの」を開いた。和装姿の参加者ら507人が水戸駅南口ペデストリアンデッキで「同時に空中に向けて指さしをした最多人数」のギネス世界記録に挑戦し、新記録として認定された。
各会場では男女の出会いの場「大恋活」や着物コンテスト、盆踊り、水戸大神楽も催された。浴衣や甚平、はんてん、創作衣装など、個性あふれる和装に身を包んだ人たちが参加。水戸の歴史と伝統文化を感じる一日を堪能した。
金志淑実行委員長は「ギネス記録を通して日本文化を意識するとともに、発信することができた」と話した。同市千波町の会社員、大下将太郎さん(23)は「和服を初めて着たので新鮮。ギネスの挑戦は大勢が一つになって楽しかった」と笑顔を見せた。