痴漢撲滅呼びかけ JR水戸駅で啓発キャンペーン 茨城・水戸
全国地域安全運動(20日まで)に合わせ、茨城県警鉄道警察隊とJR水戸駅(小森修駅長)などは15日、同駅構内で痴漢撲滅キャンペーンを実施した。参加者役25人は駅利用者に啓発用のチラシを配りながら、痴漢にあって声が出ない時に役立つ県警の防犯アプリ「いばらきポリス」の機能を紹介して活用を呼びかけた。
同キャンペーンは、地域安全運動の重点項目の一つに「子供と女性の犯罪被害防止」が挙げられていることから実施。県警からは鉄警隊や生活安全総務課、人身安全少年課、水戸署が参加し、同駅職員とともに啓発品を配布した。
同隊の大工憲一警部は「痴漢に苦しむ人がいっぱいいる。自分の大切な人に置き換えて考え、絶対にやらないでほしい」と訴えた。