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水戸の男性2人、ニセ電話とSNS型投資詐欺で計8239万円被害 茨城

茨城県警本部=水戸市笠原町
茨城県警本部=水戸市笠原町


茨城県警は16日、ニセ電話詐欺やSNS(交流サイト)型投資で、同県水戸市の無職男性2人が約5300万円と約2900万円の計8200万円余りをだまし取られたと発表した。いずれも詐欺容疑で調べている。

県警組織犯罪対策1課によると、男性(59)は8月5日、東京中央警察署の警察官を名乗る男から「詐欺グループのリーダー格の男が400万円の報酬をあなたに渡したと話している」などと連絡があった。男性が金融機関口座や残高を伝えたところ、同7日には検察官を名乗る男から「資金調査をする」などと電話があり、さらに警察官から「誰かに話したら秘密保持違反で逮捕される」などと口止めされた。

男性はその後、指示通りに現金を紙袋に入れ4回にわたり自宅前に置き、計約5300万円をだまし取られた。

また、別の男性(76)は3月ごろ、携帯電話で投資を勧める広告をクリックし、投資会社社員のLINE(ライン)アカウントを登録。株式投資グループに参加し、ウェブサイト上に投資用口座も開設した。

その後、指定口座に200万円を振り込んだところ、利益が出ているように表示されたため、追加で計約1800万円を振り込んだ。

男性は7月、利益分を引き出そうとしたところ、「運用管理費を支払う必要がある」などとメッセージが届いたため、12回にわたり計約929万円を振り込み、総額2939万円をだまし取られた。



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