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期日前投票始まる 茨城県内、154カ所設置

衆院選の期日前投票が始まり、1票を投じる有権者=ひたちなか市役所
衆院選の期日前投票が始まり、1票を投じる有権者=ひたちなか市役所


27日投開票の衆院選の期日前投票が16日、茨城県内44市町村で始まった。26日までに移動式などを含め計154カ所に設置される。市町村によっては1日限定の投票所や投票時間が異なる場合がある。県選管は「有権者には選挙の意義を十分認識してもらい、大切な1票を行使してほしい」と呼びかけている。

水戸市役所内に設置した投票所には午後2時半ごろ、数人の有権者が並び、小選挙区、比例代表の順に投票した。投票した同市東野町、公務員、臼井蒔奈さん(25)は「物価が高いので、手取りが増える政治をしてほしい」と話した。同市では茨城大や常磐大にも投票所を1日ずつ開設する。

下妻市役所で期日前投票を終えた会社員男性(52)は「投票日は旅行に出かける予定なので事前に投票に来た。親の代からのつながりで投票先を決めた」と語った。

ひたちなか市役所の投票所には、開所前から約10人が列を作った。同市、飲食業、清水智弘さん(50)は「『政治とカネ』の問題や経済対策に着目して投票した」と話した。

期日前投票制度は2003年に導入が始まり、前回21年衆院選の県内期日前投票率は22・35%だった。



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