アクアワールド県大洗水族館(茨城県大洗町磯浜町)は26日夜、水族館と日本酒を組み合わせた企画イベント「宴夜(えんや)」を開催する。3年ぶりの開催で、今回は地元の老舗酒蔵「月の井酒造店」をはじめ、過去最多となる県内六つの酒蔵の酒を用意する。開宴セレモニーでは同館のアシカが来館者とともに乾杯する。

宴夜では同店のほか、吉久保酒造(水戸市)▽岡部(常陸太田市)▽椎名酒造店(日立市)▽青木酒造(古河市)▽愛友酒造(潮来市)-のそれぞれの酒が用意される。

同館によると、県内の日本酒造りは水系によって五つに分かれ、今回はそのうち三つの水系(那珂川、久慈川、利根川)の蔵元の酒を味わえる。各酒蔵自慢の日本酒に舌鼓を打ちながら、すてきな秋の夜長を過ごしてほしいとの思いが込められている。

入場は20歳以上に限定している。酒を飲まない人でも楽しめるよう、ブルーベリードリンクなど地元の素材を使ったソフトドリンクも用意している。

同日午後6時からは館内オーシャンシアターで開宴セレモニーを開く。アシカと一緒に乾杯できるほか、イルカたちも得意のジャンプで会場を盛り上げる。

イベントの時間は午後5時半～同8時(最終入場同7時)。試飲、フード、オリジナルグラスなどがそれぞれセットになった各種入場チケットを、電子チケットサービス「アソビュー」で販売する。