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ブレイキン熱戦、魅了 技と闘志、4部門198人 茨城・笠間で大会

ブレイキン大会「舞闘炎」で熱いバトルを繰り広げる出場者たち=笠間市笠間
ブレイキン大会「舞闘炎」で熱いバトルを繰り広げる出場者たち=笠間市笠間


茨城県笠間市と笠間スポーツコミッションが主催するブレイキンの大会「BREAKIN,BATTLE KASAMA 舞闘炎(ぶとうえん)」が20日、同市笠間の笠間芸術の森公園野外コンサート広場で開かれた。4部門に県内外から延べ198人の愛好者が出場し、約1200人(主催者発表)のギャラリーが観戦する中、磨いた技と闘志をぶつけ合うバトルが繰り広げられた。

昨年に続き2回目となった今大会は、本年度のスポーツ庁補助事業にも位置付けられた。室伏広治庁官がビデオメッセージを寄せるなど、8月のパリ五輪で、ブレイキンが正式種目に採用され、日本代表から金メダリストも輩出して盛り上がったムードの持続をうかがわせた。

開催部門は、中学生以下の「U-15」(ソロバトル)、他のダンスの要素も交えて女性同士で競う「Female」(同)、年齢も性別も問わず2人一組で戦う「OPEN」(2on2)、茨城、千葉、福島、栃木、群馬、埼玉の6県のクルーに台湾のクルーも交えたクルーバトル。それぞれ予選、本戦、決勝へとステージが進んだ。ジャッジは、パリ五輪で日本代表チームのコーチも務めたKATSU ONEさんら実力者たちが当たった。

立って踊るトップロックや、床に手を突きステップを刻むフットワーク、回転技のパワームーブ、静止するフリーズなどを組み合わせ、それぞれの感性と力量での技を繰り広げた。

中でもクルーバトルは、それぞれが〝地元や国〟の威信をかけた闘いに。頂上決戦では、群馬が千葉を下し、前回の雪辱を果たした。26組が参戦したOPENでは、茨城県のチーム「IBAISM」所属のShowheyheyさん(35)、Saichanさん(25)の組が優勝した。

表彰式では、各部門の優勝、準優勝者・クルーに同市の山口伸樹市長から、知事名での表彰状とメダル、賞金(優勝のみ)などが贈られた。

各部門の優勝、準優勝は次の通り。(ダンサーネーム、敬称略)

▽U15(賞金1万円)
①WATO(栃木)
②KAI(埼玉)

▽Female(同1万円)
①海詩(茨城)
②Hiyori(千葉)

▽OPEN(同3万円)
①Showheyhey(茨城)、Saichan(同)
②Sally(栃木)、WATO(同)

▽クルー(同5万円)
①群馬
②千葉



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