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期日前投票率、過去最高19% 衆院選茨城県内中間状況 有権者45万2733人投票



茨城県選挙管理委員会は26日、衆院選投票日(27日)の2日前に当たる25日までに期日前投票を済ませた県内の有権者は45万2733人で、投票率19.00%と発表した。同時期の期日前投票率としては、前回2021年衆院選を1.13ポイント上回り、投票者数とともに過去最高となった。投票者は1万9963人増えた。

公示翌日の16日から25日までの10日間を集計した。県内の選挙人名簿登録者数は238万2672人(同日現在)で、前回同期に比べ3万9151人減っている。

市町村別で投票率が高いのは常陸太田市28.92%▽大子町26.57%▽桜川市25.11%▽常陸大宮市24.13%▽北茨城市23.89%-の順。低かったのは河内町12.73%▽守谷市12.74%▽神栖市13.11%▽阿見町15.93%▽つくばみらい市15.95%-の順だった。

市長選、市議選との「トリプル選」となったつくば市は16.53%。選挙区別では5区の21.89%が最も高く、3区の16.59%が最も低い。

県内の期日前投票所は、154カ所に設置。若者の投票率向上などを目的に、水戸市など9市では高校や大学内にも開設した。

県選管の正木佳裕書記長補佐は「利便性の高い期日前投票所が増えたことで投票率は増加しているが、全体の投票率は低い傾向にある」と指摘。投票が済んでいない有権者に対しては「選挙制度の意義を理解し、一票を投じてほしい」と話した。



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