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イオン土浦に6専門店 売り場環境とサービスの質向上へ 2階改装、セルフレジ導入 茨城

Z世代向けの「ネクストエイジ」の区画。フロアの通路の幅も拡大した=土浦市上高津
Z世代向けの「ネクストエイジ」の区画。フロアの通路の幅も拡大した=土浦市上高津


イオンの総合スーパーを手がけるイオンリテールは、運営するイオン土浦店(茨城県土浦市上高津)の2階衣料品売り場に「専門店モデル」を導入し、改装開業した。スポーツや日常カジュアルなどのシーン別、年齢別に分けた六つの専門店を展開し、セルフレジも取り入れたのが特徴。売り場環境とサービスの質向上を図る。

専門店モデル導入は、船橋店(千葉県船橋市)で2022年に始めたのを機に全国で展開し、土浦店で10店舗目。

30~40代のファミリー向けの「デイリーカジュアル」、20~50代のビジネスやフォーマル向けの「オケージョン」、Z世代向けの「ネクストエイジ」、旅行用を含む「雑貨」など六つの専門店構成にする。

セルフレジは、生み出した時間を接客に充てるなど効率化を図るほか、ビジネス・フォーマル向けではタブレット型レジも入れて接客から採寸、レジ、見送りまで一気通貫で行う。来店客の移動負担を減らす。

リニューアルの背景には、総合スーパーはZ世代から高齢層まで幅広い顧客向けに多彩な商品をそろえる強みがある半面、売り場の認知度が低いことが課題にある。

船渡川晴彦同店長(63)は「客層を広げたい。改装後の変化を見てもらい、買い物を楽しんでもらえたら」と話した。



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