イチゴ今季初出荷 JAほこた 茨城・鉾田
全国有数のイチゴ産地、茨城県鉾田市のJAほこた(内田政輝組合長)は30日、イチゴを今シーズン初出荷した。生産者から真っ赤に輝くイチゴ「とちおとめ」計480パックが同市徳宿の中央野菜選荷場に持ち込まれ、検品後に首都圏などの市場に出荷された。
JAや生産者によると、同市のとちおとめは肉厚で甘く、味に深みがあるのが特長。この日、イチゴを持ち込んだ同市大戸の佐伯史仁さん(46)は「(近年の栽培環境は)気温が高いことをはじめ苦労することも多いが、対応できるよう努力している。鉾田のおいしいイチゴを食べてもらいたい」と話した。
出荷のピークは来年2月ごろで、5月まで続く。
同JA苺(いちご)部会は74人、作付面積は約40.1ヘクタール。とちおとめのほか、いばらキッス、やよいひめなどの品種を扱う。