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子育て、まちづくり議論 茨城・守谷市長選 候補予定3氏討論会

公開討論会に参加した松丸修久氏と梶岡香織氏、渡辺秀一氏(左から)=守谷市中央
公開討論会に参加した松丸修久氏と梶岡香織氏、渡辺秀一氏(左から)=守谷市中央


10日告示、17日投開票の茨城県守谷市長選を前に、立候補予定者3人による公開討論会が4日、同市中央のブランチ守谷であり、子育て支援やまちづくりを争点に議論した。茨城南青年会議所が主催し、約150人が参加した。

いずれも無所属で主催者紹介順に、新人で前市議の梶岡香織氏(42)、3選を目指す現職の松丸修久氏(70)、新人で前市議の渡辺秀一氏(52)の3人が出席した。

子育て支援策では、梶岡氏が女性1人が生涯に産む子どもの推定人数に当たる合計特殊出生率が停滞していると指摘し、「教育と医療、福祉の無償化が必要」と述べた。松丸氏は小中学校の独自カリキュラム制度など教育改革や保育施設増による3歳以上の待機児童ゼロ実現を実績に挙げ、「施策を一層広げたい」と説明。渡辺氏は第3子以降を先行する形で給食無償化を進めるほか、小中高生向けバス利用や通学支援などを掲げ「働きながら子育てできる環境づくりが重要」と訴えた。

市の将来について、松丸氏は「市民サービスを低下させないために新たな財源確保が必要」と、スマートインターチェンジ設置を生かした企業誘致を掲げた。渡辺氏は公共交通バスの整備などを挙げ、「守谷が成長することで安定財源の確保と世代交代が進み、持続可能なまちにつながる」と主張した。梶岡氏は「市民と行政、企業、団体で情報共有し幸せを追求する仕組みを作る」と、市長と市民が対話する場の設置実現を強調した。



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