秋の叙勲 45人の功績、栄誉祝う 茨城県庁で伝達式
秋の叙勲伝達式が6日、茨城県庁で開かれた。3日付で発令された県内受章者のうち、総務省と厚生労働省、こども家庭庁、消防庁関係などの計45人に大井川和彦知事から勲章が贈られ、茨城県発展の功績をたたえた。
式典では、大井川知事が人口減少や自然災害の激甚化・頻発化などの課題を挙げ「困難を乗り越えるためにも、今後もご指導をお願いしたい」と栄誉を祝った。半村登県議会議長も「経験を生かし、郷土発展のため、さらなる尽力をいただきたい」と期待した。
地方自治の分野で茨城県発展に尽力し、旭日小綬章を受章した元鹿嶋市議の飯塚俊雄さん(83)は「鹿嶋に住んでよかったと思ってもらえる地域づくりを続けてきた」と振り返った。同章を受章した元水戸市議の渡辺政明さん(77)も「防災のため、今後も地域コミュニティー活動に力を注ぎたい」と述べた。